「人々の幸福につながる企業にしたい」カルピスは、広告でも実践していた!
チーム株式会社の佐々木ゆかりです。
今回も、またまたカルピスのお話になります。
前回、カルピスが100年続いた理由を調べていたときに、驚いたことがありました。
カルピスと言えば「初恋の味」ですよね。
いつごろから「初恋の味」なのか、ご存知ですか?
なんと!
発売されてから3年後、1922年(大正11年)からこのキャッチフレーズを使っているそうです。
驚きました!
かなり早い時期から広告に力を入れていたんですね。
カルピスが誕生した100年前と比べて、かなり豊かな時代になった今だからこそ、広告が重要なのかと思っていましたが、そうではないようです。
“広告の狙いは、商品そのものを売ることではない。企業体のイメージを一般大衆の心のなかに送り込むことである。”
(引用:生みの親 三島海雲 | 「カルピス」を知る | ピースはここにある 「カルピス」
創業者の三島海雲(かいうん)さんの目標、「人々の幸福につながる事業を成すこと」がカルピスの企業イメージになるように広告をしていたんですね。
どんなことをしていたかというと、
1つは、日比谷公園で開催した9m四方の大きな碁盤を使った囲碁大会。
娯楽の少なかったときに開催されたため、大変喜ばれたそうです♪
他にも、第一次大戦後のヨーロッパの商業美術家共済事業として、カルピスの宣伝用ポスターの公募をヨーロッパで行っています。
ヨーロッパの美術家の救済と日本の発展のために、広告をうまく活用していることがすごいですよね!
海雲さんの目標である、みんなを幸せにすることが広告を通して伝わっているんですね。
そして、それがカルピス社に脈々と受け継がれているからこそ100年続いたのだと思いました。
チーム株式会社の歴史は始まったばかりです。
100年続くかは、まだわかりません。(笑)
会社のみなさん、営業の方を通してお客様の幸せにつながるお仕事をしていきたいなぁと思いました。