システム化について、牛丼屋チェーン店を参考に考える
チーム株式会社の佐々木ゆかりです。
お盆の時期は電車の中も空いてましたが、通常どおりの日常に戻った感じがします!
取引先の企業様も、お盆はお休みのところが多かったので、自分の業務を見直す時間をつくりました。
私が勤務しているチーム株式会社では、提供している研修の中で、ITシステムの活用というところにも触れています。生産性を高めていくために、ITを利用するのはすごく効果的だと思います。
そして、”誰がやっても同じ結果になるような体制づくり”という意味での、システム化も、業務を改善していくうえでとても大事です!!
システム化について、牛丼屋チェーン店でバイトしていたことを参考に考えてみました。
牛丼屋で求められていたことは、シンプルに言うと「早い、うまい、安い」です。
商品の提供スピードが特に大事です。スピードだけ早くても、商品にムラがあるとすると、お客様の満足度が低下してしまいます。
そこで、どのような”システム化”の工夫をしていたか?というところを考えていきます。
①店舗で調理するのは最小限(事前準備)
牛丼に使われる玉ねぎやサラダは、カットされた状態で店舗に届きます。これは、事前の準備や段取りにつながります。大事な場面で、最大限のパフォーマンスを提供するために、大事な考えだと思います。
②ご飯の盛り付けは機械が正確に(仕組み化)
バイトをスタートした時は、手盛りでご飯を盛り付けしていましたが、途中で飯盛り器が導入されました。
手の盛り付けは、経験のあるスタッフでないと、正確性やスピードがだせませんでしたが、機械を導入することにより、誰でも同じ結果になるように改善された例です。
これを一般企業で考えると、報告書をフォーマット化する、メールをテンプレート化するなどが考えられます。欲しい情報、伝えたい情報が漏れなく共有できるという点で有効です。
③作業同線の整備(効率化)
接客と調理の連携や、使用する調理器具など、物と人員の配置で作業効率が変わります。人員が多すぎても動きずらく、逆にピーク時間に人員が少ないと、お店が回らなくなります。
組織で考えると、どこにどれだけの人員を割くかというところと、汎用的に利用できる営業ツールや情報の共有などがあげられます。
システム化について、無理やり牛丼チェーン店と結びつけて考えてみましたが、「表面的なことではなく、本質をとらえることが大事だよ」と先輩からも教わっています。経験値をもっとつけて、みなさんのお役にたてるように仕事がんばります!!